寄稿 小谷野市長が女性議員に威圧的言動 会派は議長に申し入れ

 議会の自律性と議員活動の自由に関わる看過できない事態が起きた。田中議員と会派会派を組む「光と風」の丸橋ユキ議員に報告してもらった。

  田中議員の一般質問が中断された暫時休憩中、議場外の階段踊り場で、市長が私に対し、田中議員の発言への関与を求めるかのような趣旨の発言を行い、さらに私の一般質問の準備過程に関する不満を強い口調で伝えてきました。

 私は冷静に対応するよう努めましたが、恐怖を感じました。

 どのような不満があるにせよ、常に冷静に向き合っていただきたいと考えます。私に対する市長の威圧的言動は過去にもあり、このため議長宛てに「市長による不適切な態度・発言等についての申入書」を提出し、是正を求めました。

 議員は市民の負託を受け、行政を監視する立場にあります。その活動に対し、執行機関の長が圧力とも受け取られかねない働きかけを行うことは、議会の自律性を損なう行為です。

 発言や活動は自身の責任で行うもので、第三者が関与や統制を求めるかのような発言をすべきではありません。大きな声や強い態度で不満をぶつける行為は、相手を萎縮させ、考えや発言を封じ、対等な関係を損ないます。また、体格の大きな男性が目の前で感情を露わにする行為が女性にとってどれほど恐怖であるか、ジェンダー的観点からも想像力を働かせていただきたいと思います。

 市民に正確な情報を届け、議員が萎縮せず活動できる環境を確保することは地方自治の根幹です。本件を一過性の問題として済ませるべきではありません。 議会と執行部の関係の在り方を問い直し、再発防止に向けた具体的対応が求められます。