
2010年のニュース
【3月8日】 イラク議会選投票日、テロ続発 爆弾攻撃数十回、38人死亡 【ドバイ=太田順尚】イラクの政権の枠組みを決める連邦議会選(定数325、任期4年)の投票が7日、イラク全土で行われた。投票は治安部隊が厳戒態勢を敷くなかで実施されたが、首都バグダッドなどで選挙妨害を狙った激しい攻撃が相次ぎ、根深い宗派対立などの問題を抱えるイラクの現状を浮き彫りにしている。-続きを読む-NIKKEI NET-51
AFP通信によると、迫撃弾や爆弾による攻撃は数十回に上り、計38人が死亡、110人が負傷した。選挙妨害を予告していた国際テロ組織アルカイダ系勢力の犯行とみられる。バグダッドではいくつかのビルで仕掛け爆弾が爆発したほか、大使館などが集まる中心部の旧米軍管理区域にも迫撃弾が撃ち込まれた。
マリキ首相は投票後、「テロでイラク国民の意志を曲げることはできない」と述べ、国民に投票に向かうよう訴えた。選挙には約6200人が立候補し、投票は全18州の投票所で行われた。7日から開票は始まるが、大勢が判明するまでには数日かかる見込みだ。(02:14)
2009年のニュース
![]() 25日、イラクの首都バグダッドの爆弾テロが起きた現場(ロイター=共同) |
【10月26日】 イラクで爆弾テロ、136人死亡 政府中枢狙い、600人近く負傷 【カイロ共同】イラクの首都バグダッド中心部の法務省庁舎と地方行政府庁舎付近で25日、二つの自動車爆弾が相次いで爆発、AP通信は治安当局者らの話として、136人が死亡、600人近くが負傷したと報じた。 外務省などを標的に100人以上が死亡、今年最悪だった8月19日の連続爆弾テロを上回る死傷者数。-続きを読む-47 NEWS-51 オバマ米政権は来年8月末までにイラク駐留米軍戦闘部隊をすべて引き揚げる方針だが、2カ月間に政府中枢を標的にした大規模テロが相次いだことで、イラク治安部隊の能力に不安が高まるのは必至。治安が改善しないアフガニスタンへの米軍増派を検討中のオバマ政権にとって、イラクの治安悪化は深刻な懸念材料となる。 また治安改善傾向を実績に、来年1月16日の連邦議会選での勝利、再選戦略を描くマリキ政権にとっても大きな打撃となった。 イラク政府のダバグ報道官はロイター通信に対し、国際テロ組織アルカイダ系武装勢力か、旧フセイン政権下の支配政党バース党の関係者が関与したテロとの見方を示した。治安当局幹部はテロ実行組織について具体的な言及を避けた。 イラクの都市部からは今年6月末までに駐留米軍の全戦闘部隊が撤退、都市部の治安はすべてイラク治安部隊が担っている。連邦議会選が迫る中、北部の油田地帯キルクークの帰属をめぐる各派の利害対立などで選挙法の承認が大幅に遅れており、選挙日程の延期、治安悪化の可能性が指摘されていた。-47 NEWS |
【8月1日】 イラクの「多国籍軍に幕」 米軍以外の全部隊が撤収 イラクの多国籍軍に参加していた米軍以外の全部隊が31日までに撤収した。オバマ米政権は、現在イラクに駐留する米軍13万人を2011年末までに完全撤退させる方針で…-続きを読む-産経ニュース-51
今後の治安はイラク国民の手に委ねられる。多国籍軍が名実ともに姿を消すなか、英国ではイラク戦争参戦を包括的に検証する独立調査委員会が始動。ブレア前英首相の召喚も予定されており、ブッシュ前米大統領と二人三脚で遂行したイラク戦争の是非が改めて問われることになる。
2003年に始まったイラク戦争にはブッシュ大統領の呼びかけに応じ、「有志連合」として計38カ国が参加した。イラク情勢の悪化で撤退する国が相次いだが、米軍の増派で治安は改善。昨年末に多国籍軍駐留の根拠になっていた国連安全保障理事会決議の期限が切れ、日本も含め大半の国が撤収した。
イラクとの地位協定も7月末に切れるため、ルーマニアの部隊17人が今月23日にイラクを離れ、オーストラリアの部隊12人も28日に米軍機でバグダッドを飛び立った。米軍に次ぐ最大4万6000人の部隊を送り込み、179人の犠牲者を出した英国は4月末に作戦を終了、約4000人の部隊を撤収した。イラク海軍を訓練するため残留していた150人も地位協定の延長手続きが間に合わず、今月28日にいったん隣国クウェートに引き揚げた。-産経ニュース
【6月26日】 イラク 治安懸念強まる 米撤収目前テロ続発 首都で75人死亡 イラク駐留米軍の戦闘部隊の都市部撤退期限を30日に控え、同国では24日夜から25日にかけて爆弾テロが相次いで発生した。首都バグダッドで計75人が死亡し、170人以上が負傷、中部ファルージャでも警官5人が死亡した。期限を前に米軍はすでに大半の撤退を終えており、ロイター通信などによると、市民からは、治安権限を引き継ぐイラン治安部隊の能力を不安視する声が上がっている-続きを読む-Gooニュース 産経新聞-51
バグダッドでは24日夜、イスラム教シーア派地区のサドル・シティーの市場で、荷車に仕掛けられていた爆弾が爆発。ロイター通信によると、少なくとも72人が死亡、127人が負傷した。同地区の治安権限は20日、米軍からイラク側に移譲されたばかりだった。バグダッドではこのほか、25日にバスターミナルでの爆発で2人が死亡するなど、24日夜から2件のテロが発生した。
イラクでは20日に、北部キルクーク近郊のモスクに爆弾を積んだトラックが突っ込み、82人が死亡する今年最悪のテロが起きるなど、米軍の都市部撤退期限を前に、スンニ派の国際テロ組織アルカーイダ系の武装組織の仕業とみられる大規模テロが頻発。5月にはイラク戦争開戦後最低にまで減ったテロの犠牲者数が、今月に入り急増している。
米軍は2年間にわたりイラク治安部隊と協力して、アルカーイダ系の過激派組織の掃討作戦を展開、他のアラブ諸国からの外国人武装勢力の数は激減し、治安は大きく改善。地元の反米武装勢力の拠点となっていたスンニ派社会からも治安維持に協力する動きがみられ、過激派組織は兵站(へいたん)面でも追いつめられているとみられる。
米軍は都市部撤退に続き、来年8月までにイラクでの戦闘任務を終了し、2011年末までに全面撤退する。イラクの治安情勢の行方を占う山場は、来年1月に予定される総選挙で、イラク治安部隊が選挙前後の治安維持を乗り切れれば、ようやく信頼を確立できるという状況だ。
ただ、過激派勢力を壊滅させるのは難しく、米軍の都市部撤収完了後の「空白」をつき、総選挙妨害を狙って、今後も大規模テロを続ける恐れが強い。
一方、イラク治安部隊は、シーア派主体に構成されていることから、北部キルクークやモスルなど複数宗派や民族が混在する宗派抗争頻発地域で、米軍の監視を受けなくなった政府軍がシーア派に加担するのではないかという懸念も少数派からは出ている。-Gooニュース 産経新聞
【3月12日】 イラク靴投げ記者に禁固3年判決 弁護団「厳しすぎる」 イラクの中央刑事裁判所は12日、昨年12月にバグダッドを訪問したブッシュ前米大統領に靴を投げつけたイラク人記者ムンタゼル・ザイディ被告(29)に対し、禁固3年の判決を言い渡した。公式訪問した外国の指導者に対する暴行罪にあたるとしている。
記者会見中のブッシュ氏への靴投げ行為によって中東の民衆に英雄視されているザイディ被告は「(米国の)占領を受けたイラク人としての自然な反応だった」として法廷で無罪を主張した。
当初、最高15年の禁固刑判決を受ける可能性があるとされていたが、裁判官は「被告がこうした行為に及んだのは初めてであり、実際にはブッシュ氏に危害は及ばなかったので減刑した」と説明した。弁護団は「判決がまだ厳しすぎる」として控訴する方針。 -asahi.com-51
イラク テロ続発最悪 イラクに於ける米の死者