韓国海洋調査の理由
(06.5.24)「竹島」は日本と韓国が領有権を主張している。日本が約30年ぶりに海洋調査実施に踏み切るのは、6月21日からドイツで開かれる国際会議「海底地形名称小委員会」で韓国側が、竹島周辺の山や谷など名前が未決定の海底の地形の名称を提案する動きを事前に日本側が察知した。日本が主張するEEZ(排他的経済水域)内の竹島周辺海底について、韓国提案の名称が採用されれば「竹島とその周辺の海域が、韓国の領土、領海であるとの既成事実化がすすむ」為、日本も対案を示す構えで、そのためには海底調査が必要であった。日本政府は「日本のEEZ内での調査」だとして、韓国側には通知していない。が、調査方針が韓国側に漏れわたり、韓国側が反発を強めてきたため、日韓での調整が続いていた。日本は約30年前、海洋調査結果をもとに、竹島の南側近海の海底を「対馬海盆」と名付け、IHOに登録されている。
日本海洋調査の対応
(06.5.24)地球の7割を占める海には、海溝や海山、海裂、海盆と云った地形がある。年に一回開かれる「海底地形名称委員会」は、各国や研究機関が申請してきた海山の高さなどの測定データや名称を審査し、問題がなければ、海底地名として登録している。小委員会が登録した地名は、「大洋水深総図」と呼ばれる詳細な海底地形図に盛り込まれ、世界に認知される。韓国のねらいは此処にある。韓国にとっての狙いはその先にある、EEZの境界画定。日本の竹島及びその周辺の海底調査は、1975年を最後にされていないのが実状であり、係争中の竹島周辺の地形に韓国名が付けば「韓国のEEZ」と主張されかねない。海洋戦略「不在」の日本に分が悪いですまされるのであろうか?
日本海洋調査準備開始
(06.4.19)竹島風雲急!竹島海洋調査月内に§
(06.4.20)4.19日、竹島海域調査船出航、きょうにも調査開始。海上保安庁の測量船「海洋」と「明洋」の2隻が出航。韓国側は、断固たる反対表明。日本側が強行に調査を強行すれば拿捕等の強行措置を取る事も辞さない)構えだ
(06.4.20)海洋調査船、島根県境港沖で待機。韓国竹島(韓国名.独島)周辺で日本の調査船の排除、停戦、拿捕などの大規模訓練計画を明らかにした。
(06.4.23)「竹島海域調査」日本当面中止、韓国、地名提案見送り。さらに、日韓両国はEEZの境界画定に関する交渉を5月中にも再会する事で合意
(06.6.29)韓国は竹島周辺海域で計画している「海洋調査」を予定通りに7月3日からおこなう方針であると表明。同調査を巡っては、韓国の調査船が日本の排他的経済水域(EEZ)内で調査した場合、日本政府は海上保安庁の巡視艇を出動させ中止を求める方針を確認。これに対し、韓国側は日本の巡視艇が調査を妨害する場合は、護衛の艦艇や航空機の動員も辞さない方針であると表明。日韓間の摩擦は、再び高まっている。
(06.7.5)韓国、EEZ侵入の上、海洋調査開始。日本抗議。日本側も日韓のEEZに関する主張が重なる竹島周辺の海域で買いよう調査を実施する対抗措置を決定。
日韓交渉の経緯
(06.6.8)EEZ境界画定交渉§麻生外相、12日から都内で始まる日韓排他的経済水域(EEZ)境界画定交渉について、竹島の領有権問題を切り離して境界画定を進めるとした、1996年の日韓首脳会談の合意に沿うものである。
(06.6.13)日韓EEZ交渉、双方主張で平行線
(06.6.14)日韓EEZ交渉、竹島基点日韓譲らず。次回交渉9月で合意
沖の鳥島
(06.4.19)台湾当局は日本の最南端の沖の鳥島について、「島」でなく「岩」であると、主張。日本は同島周辺海域をEEZ(排他的経済水域)に設定できないと主張。
2004年春、同島について中国政府が「島でなく岩である」と主張し、日本政府が抗議している
日本、竹島周辺調査
(06.8.2)日本政府、竹島周辺環境調査§外務省は2日、日本政府が竹島周辺含む海域で、環境放射能調査を夏から秋にかけて行う方針であると、韓国側に伝えた。これは、7月5日に韓国政府が日本の排他的経済水域(EEZ)ないで調査したのを受けて、我が国も、海の環境汚染などの調査を行う方針であることを、発表していたものである。
領有権,日韓相互密約
(07.3.20)竹島領有権 黙認の密約§1965年1月、日韓は自国の領土と主張する事を互いに黙認し合う密約を交わしていた事が明らかになった。韓国の月刊誌「月刊中央」は関係者の話として発表。同紙によると、建設相時代に密約交渉を担当していた河野一郎の匿名を受けた宇野宗佑自民党議員が訪韓し、韓国の丁一権首相に「解決せざるをもって解決したとみなす」と記された密約文書を渡した。朴正熙大統領も承認したという。同年6月に調印された日韓基本条約で竹島問題について触れないことも合意されていた。
密約文書には、@日韓両国がともに竹島を自国の領土と主張する事を認め、反論に意義を提起しない、A韓国が竹島を占拠している現状を維持するが、韓国は警備員の増強や新施設の建設は行わない…というもの。
露、北方問題で強硬
(07.6.4)ロシアのプーチン大統領は領土問題で強き崩さず§3日、同大統領はラブロフ外相を北方領土に派遣、対日交渉での強硬な立場を改めて示した。安倍首相とプーチン大統領は06年11月、初めて会談し、北方領土問題で「双方が受け入れ可能な解決を目指し、交渉を継続する」と合意していたが、その後の具体的な進展はない。
日本が1993年の「東京宣言」を根拠に4島返還を求めるのに対し、ロシアは56年の「日ソ共同宣言」に基づき歯舞、色丹の2島返還で最終決着を図る方針で3、双方の隔たりは大きい。
品年、原油高などによる好景気に支えられ、権力基盤が安定してきたプーチン大統領は、国力の衰退期にエリツイン政権が結んだ対外的な取り決めの見直しを進めている。現在のプーチン大統領が領土問題で日本に歩みより、譲歩するという気配はないと言う状況である。
ロシア、日本漁船拿捕
(06.8.16)北方領土、ロシア艇日本漁船拿捕、1名死亡§、16日午前7時40分頃、北方領土.貝殻島付近の海域で、カニかご漁船「第31吉進丸」が、ロシア国境警備局の警備艇の銃撃を受け、拿捕された。乗組員4人の内1人が銃撃を受けて死亡。同漁船は取り調べの為、国後島古釜布に連行された。
(06.8.17)日本政府、謝罪と解放要求§16日、ロシア側に対し、銃撃されて死亡した盛田さんの遺体の速やかな引き渡しや他の乗組員の即時解放などを求めた。板については、ロシア国境警備隊から在ユジノサリンクス日本総領事館に、検視が終わり次第、引き渡すとの連絡があった。ロシア側は事件の責任は日本側にあると表明
(06.8.19)遺体、午後に根室へ。拘束の3人の引き渡しはならず。
北方領土での近年の事件

1993.11 北方領土.志発島沖でカレイ刺し網漁船をロシアが拿捕。銃撃を受けた船長が足を負傷
1994.08 北方領土.秋勇留島沖で日本漁船がロシア警備艇に銃撃され、乗組員の1人が負傷
1995.09 宗谷岬北約25キロで、操業中のタコ釣り漁船2隻(核1人乗り)をロシアが拿捕。銃撃され、ネベリスク港に連行される。
1996.08 北方領土.歯舞群島付近で、ツブ貝魚とカニ魚の漁船2隻がロシア国境警備隊の警備艇に銃撃され、両漁船の乗組員各1人がけが。
1997.06 北方領土.歯舞群島沖で刺し網漁船がロシア警備艇に銃撃され、乗組員2人がけが
1998.10 北方領土.択捉島の野斗路岬から南西の海上で、タラはえ縄漁船3隻がロシアに拿捕される。
1999.07 北方領土周辺の海域で、はえ縄漁船3隻がロシアに拿捕され、国後島に連行される。
2000.04 北海道根室市沖で遠洋底引き網漁船がロシア警備艇から銃撃を受ける
2001.12 方法領土.歯舞群島付近などで操業中のマダラはえ網漁船3隻がロシアに拿捕され、サハリンに連行される。
2004.11 カムチャッカ半島沖で塩釜市の漁船がロシアに拿捕され、同半島に連行される
2005.06 オホーツク海で、はえ縄漁船がロシアに拿捕され、サハリンに連行される
2005.11 国後島約6.5キロ沖で、刺し網漁船がロシアに拿捕され、国後島に連行される
2006.06 根室市の納沙布岬沖の東役250キロ沖で、流し網漁船がロシアに拿捕され、サハリンに連行される